ミシガン州、ヴァンビューレン, 2012年3月12日 /PRニュースワイヤー/ --
ビステオン・コーポレーション(Visteon Corporation)(NYSE:
VC)は本日、世界的自動車部品プロバイダーであるヴァロックグループ(Varroc
Group)へ、現金9200万ドルで自動車照明事業を売却することに合意しました。法的その他条件の下、取引は2012年第3期中に完了する見込みです。
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今回売却される事業は、多岐にわたるエクステリア照明製品を扱っており、世界中の自動車メーカーへ供給されています。例えば、フロントとリアの照明装置、補助ランプやプロジェクターや電子モジュールなどの主要なサブコンポーネントを含みます。2011年の収益は5.31億ドルで、ヨーロッパ、北米、アジアで事業を展開していました。
「今回の取引により、ビステオン社はコア事業である、気候・電子事業に集中することができ、収益性の高い成長と市場のリーダーシップを目指すための合弁関係に期待できます。」と、ビステオン社の会長兼代表取締役社長であるドナルド・ステビン氏(Donald
J.
Stebbins)はコメントしています。「非常に競争力のあるわが社の照明事業を、26箇所の工場と３箇所のエンジニアリング・センターを持つ成長企業に売却できることを嬉しく思います。この売却は優れた戦略となると期待できます。」
「ビステオン社とヴァロック社はできる限り迅速、効率的に取引を完了することに合意しており、顧客やサプライヤー、従業員にとってスムーズな取引となることを保証します。」と、ステビン氏は加えました。
ヴァロック社へ売却されるビステオン社の運営は、チェコ共和国のノビイチンとRychvald、メキシコのモンテレイ、インドのプネにある製造・エンジニアリング施設も含みます。さらに、ビステオンの持分である、中国を拠点とする合弁会社、ビステオンTYC社も含もうとしています。他の照明事業の従業員と資産も売却予定です。トータルで、4200人の製造、エンジニアリング、管理従業員が取引に含まれる照明事業に在籍しています。
ヴァロックグループの最高経営責任者であるタラン・ジェイン氏(Tarang
Jain)は次のように語っています。「ビステオン社の照明事業は強みをもった製品、技術と顧客関係を有す、すぐれた事業です。今回の取引を完了することにより、顧客と優秀な従業員を得ることができ、我々が目指す将来の世界的事業にとって重要な一歩となると期待しています。」
情報元：ビステオン・コーポレーション